日本が太陽暦を使い始めたのは明治6年

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今では当たり前となっている太陽暦。

地球が太陽の周りを1周する期間を1年として定義した暦です。

1年間が365日(366日)というのは太陽暦を使っているからですね。

 

一方、月が地球の周りを1周する期間を1ヶ月として定義したのは太陰暦です。

昔の暦は太陰暦を使っていたそうですが、日本では具体的にいつ、太陰暦から太陽暦を使うようになったのでしょうか。

 

答えは明治6年(1873年)です。

正確には、太陰暦を利用していた明治5年12月2日の翌日を強引に世界標準である太陽暦の明治6年1月1日として導入したようです。

しかし、この時導入した太陽暦は今では当たり前のグレゴリオ暦ではなく、ユリウス暦でした。

 

ユリウス暦では4年に1度閏年があります。

グレゴリオ歴では4年に1度閏年がありますが、100年に1度を満たす場合はその閏年はなくなり、400年に1度を満たす場合はやっぱり閏年があります。

 

日本はユリウス暦の太陽暦を採用してしまった過ちに100年に1度が訪れる前に気付き、1898年からはグレゴリオ暦の太陽暦を国の暦に制定し、現在に至ります。

 

現在の日本で暦が変わったら多くのコンピュータがトラブルを起こしそうで怖いですね。

 

 

 

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一つかしこくなりました。

 

私が今回日本の太陽暦の成り立ちについてしらべるきっかけとなったのはプログラミング言語のJava8で導入されたjapaneseDateクラスをいじっていたからです。

和暦西暦変換に便利ということで仕事で使っていたのですが、色々いじっているうちに明治5年以前が設定できないことに気付き、なんでだろーと思い調べてみました。

仕事で疑問に思ったことから全く新しい知識を得ることができ、面白いですね。

 

 

 

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