ブログを書くのと会社の仕事とでは考え方が違いすぎる

スポンサードリンク

仕事とのギャップに戸惑いながらブログを書いているアーシです。

 

ブログを始めましたが、私は会社員です。

業種としてはSIerシステムエンジニアやSEと言えばなんとなくわかる方も多いかもしれません。

 

良く言えばシステムのオーダーメイド屋、悪く言えばシステムの何でも屋です。

 

基本的にはお客さんだったり上司だったりの要望を叶えるのが仕事なのですが、要望の内容が抽象的だったり、理想的過ぎたり、間違っていたり、量が多くて意識を合わせきれなかったりすることがほとんどです。

そのため、私は10要望されても端から8しか要望に応えず3自分の意見を持っていくというスタンスで仕事をしています。

それでお客さんや上司と議論して改善や次の要望が10出てきたらまた8しかやらずに、あと3他のものを持っていくと。

 

これ、会社員としての仕事をするうえでは言われたことをきっちり10やろうとするよりはるかに効率がいいんです。

百里を行く者は九十を半ばとす」ということわざもあるように、10の要望のうち、できることを8,9割こなした後の残り1,2割はものすごく大変なんですよね。

他人との意識合わせが100%うまくいくことはほぼないため、要望を完璧にはこなせずにここが違うと突っ込みが入る。

10の要望に対して時間をかけて丁寧に9.9こなしても評価はマイナス0.1なのです。

時間をかけたせいでもっとマイナスの印象を持たれることも多いでしょう。

 

一方、8だけやって3の提案をできれば見栄え上の仕事量は11です。

提案した3の部分で的外れなことを言っていなければ評価はプラス1です。

さらに時間がかかる大変な1.9をやらなくていいため、スピード感でもプラスの評価を得られることでしょう。

 

3の提案を思いつけないような人にはできない働き方かもしれませんが、会社員として出世できるのは10の要望に対して10以上のものを出せる人だと思っています。

 

 

 

しかし、ブログを書いてみて思ったのは、記事を世の中に出すに当たっていきなり10のものを出さなきゃいけないということです。

もちろん、後でブログ記事を修正することは可能ですが、その場合、8の状態の記事を読む人も出てきます。

さらに、評価してくれるお客さんに当たるブログの読者が、どのような記事を求めているのかを直接教えてくれることはなかなかなく、改善が難しく感じます。

 

オーダーメイドのような相手の話を聞いてから動くタイプの仕事をしている人は、普段の思考プロセスではブログを上手に書けるようになるのは難しいのだと思いました。

逆に、どのようなシステムが欲しいかを考えたり、流行を発信したりするデザイナー気質の人は、会社での仕事とブログを書くのとが似たような思考方法だと感じるのかもしれませんね。

 

 

 

今日の内容は数字ばかりで数字に疎い人には分かりづらかったでしょうか・・・

ブログを書くことと仕事の進め方にギャップがあって戸惑うことも多いですが、自分が1から内容を考えて発信者となるのは今の仕事ではなかなか味わえない経験なので、徐々に慣れながらスキルアップを続けていきます。

スポンサードリンク