QC検定2級の過去問の内容を私の学習用にアレンジして紹介しています。
【問題】
2015年・春
問11
①
製造物責任法において、"製造物"とは、製造または加工された動産をいう。
②
製造物責任法において、"欠陥"とは、当該製造物の特性、その通常予見される使用形態、その製造業者などが当該製造物を引き渡した時期、その他の当該製造物にかかわる事情を考慮して、当該製造物が通常有すべき安全性を欠いていることをいう。
③
製造物責任法においては、損害賠償の請求権は、被害者またはその法定代理人が損害および賠償義務者を知ったときから3年間行わないときは、時効によって消滅する。また、その製造業者が当該製造物を引き渡したときから10年を経過したときも同様としている。
④
PL対策は、事故の発生を防止するための予防策(PLP(Product Liability Prevention))と、PL事故による被害を極力増大させないための防御策(PLD(Product Liability Defence))に区分される。
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※試験では赤字の個所が選択肢として出題されています。
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【解説】
製造物責任の問題です。
「動産」という言葉はなじみが薄いかもしれませんが、「不動産」以外の全ての資産のこといいます。
不動産ならなんとなくどんなものかがわかるという人も多いのではないでしょうか。
時効については丸暗記するしかありませんね。
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計算や付表を使用しない文章だけの問題についてはこのブログでどんどん取り上げ、学習していきます。
QC検定の高難易度問題は大体計算なので、できればそちらも取り上げたいですが、途中式を記載する難易度が高く、投稿方法を模索中です。
過去問の出典はこちらです。
過去問題で学ぶQC検定2級(2018年版) [ 仁科健 ]
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下記2つのテキストで学習中。
よくわかる2級QC検定合格テキスト〔第2版〕 品質管理検定学習書 (国家・資格シリーズ) [ 福井清輔 ]
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1回で合格!QC検定テキスト&問題集2級 品質管理検定 [ 高山均 ]
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