QC検定2級の過去問の内容を私の学習用にアレンジして紹介しています。
【問題】
2015年・秋
問16
①
仕事をしているとさまざまな問題が発生し、それを解決する必要がある。品質管理では、問題とはあるべき姿と現実のギャップと定義している。このような問題を議論する場合において重要なのは同じ尺度で比較することである。
②
問題解決の方法論において、従来から使われてきたタイプは問題解決型と呼ばれる。一方、新しい業務に取り組むとか現状を飛躍的に改善したいといった場合には課題達成型を用いるとよい。課題達成型の特徴は、問題解決型と比較して要因解析のステップがないことである。
③
問題解決においてアイデア発想法が重要なツールとなるが、オズボーンの自問法やブレインストーミング法が用いられる。ブレインストーミング法における"四大ルール"とは、量を求める、改善結合、自由奔放、批判厳禁である。
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※試験では赤字の個所が選択肢として出題されています。
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【解説】
問題解決型と課題達成型の改善の問題です。
QCストーリーの簡単な説明が求められます。
文章中に「問題解決」という言葉があるにも関わらず、「問題解決」という単語を選択肢から選ぶ必要があり、他の試験問題と少し違う印象を受けました。
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計算や付表を使用しない文章だけの問題についてはこのブログでどんどん取り上げ、学習していきます。
QC検定の高難易度問題は大体計算なので、できればそちらも取り上げたいですが、途中式を記載する難易度が高く、投稿方法を模索中です。
過去問の出典はこちらです。
![]() 過去問題で学ぶQC検定2級(2018年版) [ 仁科健 ]
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