QC検定2級の過去問の内容を私の学習用にアレンジして紹介しています。
【問題】
2016年・秋
問8
アローダイアグラム法は、作業の順序関係を矢印と結合点(節点)で表すことにより、最適な日程計画をたて、計画の進捗管理を行うものである。ここで実線矢印は作業を表し、複数の矢印が入ってくる合流点において、もっとも遅く終わる矢印の終了時刻が最早結合点日程となる。また、結合点の始点から終点までの最長日数の経路がクリティカルパスと呼ばれる。
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※試験では赤字の個所が選択肢として出題されています。
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【解説】
アローダイアグラムの問題です。
最早結合点日程は最も遅く終わる作業が最速でいつ終わるかを示します。
最遅結合点日程は、作業を最速結合点日程に合わせるために後ろ倒ししてよい最も遅い日程を表します。
クリティカルパスが作業時間短縮のネックとなりますので、作業時間を短縮したい場合は、クリティカルパスの経路上の作業を改善するとよいでしょう。
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計算や付表を使用しない文章だけの問題についてはこのブログでどんどん取り上げ、学習していきます。
QC検定まであと10日を切りました。
最後の追い込みです。
過去問の出典はこちらです。
過去問題で学ぶQC検定2級(2018年版) [ 仁科健 ]
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