QC検定2級の過去問の内容を私の学習用にアレンジして紹介しています。
【問題】
2015年・春
問13
①
新たに設定しようとしている目標と現実のギャップが大きく、新たなプロセスやシステムの探索や構築、あるいは既存のプロセスやシステムについて、その枠組みにとらわれず現状を打破することに適したQCストーリーが課題達成型QCストーリーである。
②
このQCストーリーを進めるにあたっては、さまざまな角度からありたい姿と実態の調査を行い、このギャップを明確にし、その解決のためにどこに重点をおき方策を検討していくかという攻め所を明確にする。そしてここに焦点を当て、目的達成のためのアイデアを出し、その中から期待効果を評価し、有効な方策を選定することが重要である。
③
この選出した方策について実現させるためのシナリオを検討し、取り組みの期待効果の予測、さらに実施上の問題やそれを解決するための手段などについて総合的な視点から検討し、利害得失の評価を行ったうえで、最適な方策を選定するとよい。
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※試験では赤字の個所が選択肢として出題されています。
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【解説】
課題達成型QCストーリーの問題です。
QCストーリーには「課題達成型」と「問題解決型」の2種類があります。
この問題は、試験問題の選択肢はQCの専門用語ではなく、一般的な用語が多く、日本語で意味を理解して解答することを求められます。
単語だけでなく、その意味もしっかりと理解していないといけませんね。
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計算や付表を使用しない文章だけの問題についてはこのブログでどんどん取り上げ、学習していきます。
QC検定の高難易度問題は大体計算なので、できればそちらも取り上げたいですが、途中式を記載する難易度が高く、投稿方法を模索中です。
過去問の出典はこちらです。
過去問題で学ぶQC検定2級(2018年版) [ 仁科健 ]
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下記2つのテキストで学習中。
よくわかる2級QC検定合格テキスト〔第2版〕 品質管理検定学習書 (国家・資格シリーズ) [ 福井清輔 ]
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1回で合格!QC検定テキスト&問題集2級 品質管理検定 [ 高山均 ]
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