QC検定2級の過去問の内容を私の学習用にアレンジして紹介しています。
【問題】
2015年・秋
問18
"日本工業規格"は、その性格によって区分すると、次の三つに分類することができる。
a) 基本規格
用語、記号、単位、標準数などの共通事項を規定したもの
b) 方法規格
試験、分析、検査および測定の方法、作業標準などを規定したもの
c) 製品規格
製品の形状、寸法、材質、品質、性能、機能などを規定したもの
②
"JISマーク表示制度"は、ある製品を対象として使用目的に応じた一定の品質についてJISで規定し、これらの製品が当該JISに規定する品質等の各要件に合致していると認められる場合、それを証明する"印"として"JISマーク"を製品や梱包等に表示することによって、当該製品のJISへの適合を証明(認証)するものである。なお、JISマーク表示にかかわる認証を希望する事業者は、主務大臣により登録された機関から認証を受ける必要がある。
③
"試験事業者認定制度"は、JISマーク表示制度の対象品目/種目以外の鉱工業品に関するJISについて企業や事業所が当該JISへの製品の"自己適合宣言"を行おうとする場合、その信頼性を高める支援として、当該JISに規定される試験方法の実施に関して"一定の能力を有する試験事業者"として農林水産大臣または経済産業大臣が認定するものである。認定された試験事業者は認定された試験方法の範囲内において、特別な標章(ロゴ)付きの試験成績表である証明書を発行できる。
----------
※試験では赤字の個所が選択肢として出題されています。
----------
【解説】
JISの問題です。
JISとは日本工業規格のことです。
農林水産大臣または経済産業大臣の解答については、選択肢から「農林水産大臣」「経済産業大臣」のどちらを選んでも正解となるようです。
----------
計算や付表を使用しない文章だけの問題についてはこのブログでどんどん取り上げ、学習していきます。
QC検定の高難易度問題は大体計算なので、できればそちらも取り上げたいですが、途中式を記載する難易度が高く、投稿方法を模索中です。
過去問の出典はこちらです。
過去問題で学ぶQC検定2級(2018年版) [ 仁科健 ]
|